発展方向と求心力

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出雲市は主にJR(国鉄)や9号線による東西方向の人の流れや物流によって発展してきた。

その後9号バイパスや断片的ではあるが高速道路の完成でそれを補完してきた。

さらに空港が都会とのアクセス時間を短縮した。

そしてこのたび広島への高速道路(松江尾道線)が完成する。新たに南方向との人の流れや物流が増加することになる。その効果や影響の予測は難しい。

ところで高速交通網が整備されただけでその地域が発展すると考えるのは早計だ。いわゆるストロー現象というものがあって、他所の力の強い地域にエネルギーが吸収され、かえって地域の勢いが無くなるということが全国でしばしばおこっている。

そのため私達の地域の発展には明確な考え(コンセプト)と戦略がいる。地域の魅力アップにつとめて求心力を強めていく努力が必要だ。

松江市、雲南市、大田市との連携強化が欠かせない。

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この記事の著者

矢野 きよし

矢野 きよし

「田舎の良さを活かして光り輝く地域をつくる」を掲げて島根で活動を行っています。様々な活動をフェースブックで配信していきますので是非お越し頂き「いいね」をお願い致します。

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地方創生 ~長寿福祉社会~

プロフィール


略 歴
・昭和22年3月15日生まれ
・早稲田大学第一文学部卒業
 第一次ナイル河全域踏査隊に参加
・斐川町議会議員(2期)
・島根県議会議員(4期)
 常任委員長.監査委員.特別委員長

現 在
 荘原福祉会副理事長
 島根県カローリング協会長

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