市の周辺部(旧簸川郡)の課題

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合併により新出雲市が誕生した。これから規模の利益が発揮され、市の全体をにらんだ施策が行われていくことになる。

合併市町村の一般的な懸念として行政組織の統合や合理化による行政サービスの低下や周辺部の衰退がある。

新出雲市にとって周辺部は旧簸川郡だ。上述の心配がやはり現実に起こりつつある。

人口減少時代に入り、間違いなく周辺部の人口は大きく減り続ける。買い物など生活の基本的な部分に支障が出てくる。車の運転のできない生活弱者はおおいに困る。

雲南市の取り組みのように公民館組織を福祉や日常生活をサポートできる多機能組織に変える必要があるのではないか。

また過度に点在する住宅の集積を誘導する施策を国に求めて行かなければならないのではないか。

ヨーロッパなどでは特色のあるクリスマスマーケットなどで観光客を集めているところがある。

旧簸川郡の自然は秀逸だ。自然のなかで特色のあるマーケットを定期的に開催して、海の幸や山の幸を提供しても面白い。

生き残りをかけて市の中心部にない別メニューを本気で工夫すべきだ。

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この記事の著者

矢野 きよし

矢野 きよし

「田舎の良さを活かして光り輝く地域をつくる」を掲げて島根で活動を行っています。様々な活動をフェースブックで配信していきますので是非お越し頂き「いいね」をお願い致します。

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略 歴
・昭和22年3月15日生まれ
・早稲田大学第一文学部卒業
 第一次ナイル河全域踏査隊に参加
・斐川町議会議員(2期)
・島根県議会議員(4期)
 常任委員長.監査委員.特別委員長

現 在
 荘原福祉会副理事長
 島根県カローリング協会長

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